• 対日投資フォーラム(in北京)で講演しました

    11月10日に北京で開催された対日投資フォーラムで、講師として講演しました。

    北京にある蘭台弁護士事務所(中国語表記:兰台律师事务所)主催の今回のフォーラム。中国人投資家向けに対日投資について講演してほしいとお声がけいただき、北京に行って「日本における会社設立と関連問題」というテーマで講演してきました。フォーラムの詳細については、蘭台弁護士事務所のウェブサイトをご参照ください。

    中国語での講演は、昨年末に台湾の中原大学で学生向けに話したとき(詳しくはこちら)に一応経験済みです。しかし、今回はそのときとは全く異なり、投資家向けのビジネスの話。かつてないプレッシャーを感じながら準備を進め、講演当日も直前までホテルで原稿チェックと発音の練習に明け暮れ、本番に挑みました。

    正直なところ、自分の公演中の状況はあまり覚えていないのですが、公演後の質疑応答や雑談が大いに盛り上がったことからすると、最低限の役割は果たせたのではないかと思います(と自分に言い聞かせています)。ただ、他の登壇者の講演や参加者各位の意見を聞くにつれて、発表内容、中国語いずれに関してもまだまだ努力が必要だということをひしひしと痛感しました。

    実際、昨年後半あたりから中国、台湾、香港といった地域からの日本に対する投資案件の相談を受ける頻度が増えてきており、対日投資熱が高まっているのを感じます。こういった案件における日本人弁護士としての私の役割は、投資家たちの母国法や商習慣と日本におけるそれらとの違いを説明し、日本で事業を行う上でのリスク回避策を提案し、適切に実行することです。つまり、法的知識やノウハウだけでなく、ビジネスや商習慣そのものを理解し、それを伝えることが重要となります。

    今回のフォーラムでの講演は、自分自身の立ち位置を確認する上でも非常に良い機会となりました。フォーラムを主催してくださった蘭台弁護士事務所の方々、そして私の拙い講演を聞いてくださった参加者の皆様、どうもありがとうございました。

    【今回取り扱った主な項目】

    ・ 対日投資のいくつかの方法
    ・ 日本法(特に会社法)の特徴
    ・ 株式会社の運営方法
    ・ 株式会社の設立手続
    ・ 許認可手続、外為法上の手続、その他の外資規制について
    ・ ジョイント・ベンチャーのメリットとデメリット
    ・ ジョイント・ベンチャー設立の手続